社員ブログ

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花一輪とともにある気遣い

11/25は私の誕生日である。

このブログの読者はすでにご存じだと思うが、Acroquestでは誕生日の社員に他の社員から花を一輪ずつプレゼントするという習慣がある。

誕生日という特別な日に、その社員のことを考えながら花を買ってきてプレゼントする。花を渡す時にちょっとした会話にもなり、心の通い合う習慣である。

しかし、今回は花一輪そのものとは別のことを書きたい。

その日の夜、私が帰宅しようとすると、後輩Sが声をかけてくれた。

「お花を○○ちゃん(私の妻)に持って帰らないんですか?」

私としては、みんなからもらった花は、そのままオフィスに飾っておけばよいと思っていたのだが、Sからそう言われて、何本かを持って帰る気になった。

すると今度は後輩Hが椅子から立ち上がった。

「私がやりましょうか?」

何本か花を見繕ってまとめてくれるというのである。

この時、私たちはそれぞれの仕事を少し遅くまでやっていて、21:30だった。SもHもまだ仕事中だった。

私は、仕事中のHに申し訳ないと思い、申し出を断り、自分で花を選ぼうとした。すると、今度はまたSが言った。

「ビニール袋を持ってきましょうか?」

私はこちらも断ろうと思ったが、Sはさっさと立ち上がり、どこかへ行き、ビニール袋を持って戻ってきた。私は何の面倒事もなく、花を選んで持ち帰ることができた。

この出来事をどう思われるだろうか?

残って仕事をしているにもかかわらず、頼まれてもいないことに首を突っ込む非効率な社員。

やるべきことを期限内に終わらせるという、仕事の一側面だけを考えればそうなるだろう。

しかし、このような気遣いのできる心優しい人たちと一緒に働きたいと思わないだろうか? 私は、後輩たちの気遣いがうれしかったし、Acroquestの宝は人だと再認識した。

Acroquestの社員には、SやHのような人が多い。仕事も下手だし、交渉事も苦手で、なかなか儲からないが、なんというか、人格が優れているのである。

そういう社員たちから花を贈ってもらえたことがありがたい。

「社員が大事」とはどこの会社でも言われていることだと思うが、強い印象を伴ってそう感じた出来事だった。