お客様

 株式会社マクニカ様

概要
株式会社マクニカ様(以下、「マクニカ様」)は、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界26か国/地域92拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。

物流業界においては、2024年問題に代表される労働力不足の深刻化に加え、医薬品向けGDP対応や食品向けHACCP対応など、コールドチェーン市場における温度管理要求の厳格化が年々高まっています。

これらの課題に対応するために、マクニカ様が輸送/保管状態モニタリング・追跡サービス「Macnica Tracks®」を構築するのに際して、当社で開発・構築のご支援をしました。

お客様の課題/ご要望

  • 米Qualcomm社が海外向けに提供していた「トラッカーデバイス(モニタリング端末:QTSシリーズ)」を活用したクラウドサービスを日本の物流業界向けに最適化した形で、操作・運用できるシステムを(新たに)再構築する必要があったが、内製するには開発リソースの課題があった。
  • 10万台以上のトラッカーデバイスから送信されるデータを日々安定運用できるシステムが求められていた。

ご提案・実施内容
AWSのマネージドサービスをベースに活用し、短期間で以下の内容を実現しました。

  • 増大するIoTデータをリアルタイムにもれなく取り込めるデータストリーミング基盤を構築。
  • 物流管理システムに必要な機能をマクニカ様とエンドユーザー様の声を反映した形で、使いやすく、わかりやすいGUIを実装。
    • マップ表示やジオフェンス(※)イベント管理など、地図サービスに必要な機能を効率的に実現。
      ※位置情報を利用して特定のエリアを仮想的に囲み、そのエリア内や外に出入りしたときに特定のアクションを実行する機能。ジオフェンス機能を活用して配送経路に関するイベントや時間を予測し、無駄な業務連絡や待ち時間を減らすことが可能です。

開発におけるポイント

  • Amazon KinesisAWS Lambda などを利用したサーバーレスアーキテクチャにより、大量のIoTデータをリアルタイムに処理可能な構成を実現。
  • Amazon Location Service を活用し、位置情報、トラッキングデバイスの状態や異常時のアラート情報を地図上にわかりやすく表示。

導入結果

  • トラッカーデバイスから随時送信されるデータやアラートをリアルタイムに処理・可視化を実現
  • 地図やグラフなど、一目で分かりやすいインタフェース(GUI)により、荷物の輸送・保管状況を、顧客(誰でも)が簡単に把握できるシステムとなった。

関連情報
株式会社マクニカ
輸送/保管状態モニタリング・追跡サービス Macnica Tracks®